高配当株 三菱UFJフィナンシャル・グループは買いか② (2020.12.6)

高配当株

こんばんは。

最近では、日経平均が29年ぶりの株高、NYダウ・S&P500も史上最高値更新、欧州の株価も急騰など、世界の株高についての経済ニュースをよく耳にします。

ワクチン開発米大統領も決定し、この先大きくマイナスを起こす出来事はもうないということで、株価が下がる要素はなさそうですね。

世界の政府が金融緩和を続ける限り株価は下がらない『バブル相場』であると思います。

この流れに伸るか反るかは、皆さん次第です。

私もリスク許容度の範囲内で、適正なリスクをとっていきたいと思います。

今回のテーマは、中間配当金のお知らせが来た(払渡し期間は12/7から)、三菱UFJフィナンシャル・グループは、このバブル相場でホルダーか検討しました。

中間配当金の金額も書いてあります。

会社概要

3メガバンクの最大手を擁し、国内最大規模の金融コングロマリットを形成する。2005年10月に三菱東京フィナンシャル・グループとUFJグループが統合し誕生。銀行業務、信託銀行業務、証券業務を中心に、クレジットカード・貸金業務、リース業務、資産運用業務、その他業務を行っている。グループ企業には、個人取引から大企業取引、国際業務まで包括的に銀行業務を営む三菱UFJ銀行を中核に、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJ証券ホールディングス、三菱UFJニコス、アコムなどがある。

業績動向

21年3月期第2四半期累計(20年4~9月)の連結業績は、経常収益3兆1,393億円(前年同期比12.3%減)、経常利益5,903億円(同25.4%減)、純利益4,008億円(同34.0%減)だった。業務粗利益は、海外子会社の新規連結化に伴う資金利益の増加に加えて、市場関連収益も寄与し、増加した。営業費は、海外子会社の新規連結化影響があったものの、国内経費削減もあり小幅な増加にとどまり、経費率は低下した。与信関係費用総額は、新型コロナウイルス感染症拡大による世界的な信用リスクの増加や、海外子会社における新会計基準導入の影響もあり、大きく膨らんだ。純利益は、退職給付費用の増加もあり、減益となった。
21年3月期の連結純利益目標は6,000億円(前期比13.6%増)。第2四半期決算発表時に従来予想から500億円増額した。

トピックス

グループの三菱UFJ銀行は東銀リースとともに、19年3月に公表したドイツに拠点を置くDVBバンクの航空機ファイナンス関連事業の買収の完遂を目指してきたが、20年11月10日に、DVBバンクの航空機インベストメントマネジメント事業および航空機資産管理事業の譲受を取りやめると発表した。なお、本一部事業の譲受の取りやめによる三菱UFJフィナンシャル・グループの財務への影響は軽微としている。

リスクファクター

グループの不良債権および与信関係費用は、今後、国内外の景気の悪化、資源価格の変動、不動産価格および株価の下落、グループの貸出先の経営状況および経済環境の変動によっては増加する恐れがある。また、グループでデリバティブを含むさまざまな金融商品を取り扱う広範な市場業務を行っており、大量の金融商品を保有しているため、内外金利、為替レート、有価証券等の市場変動等に影響を受ける可能性がある。その他、米モルガン・スタンレーとの戦略的提携関係の変化など。

チャート

歴史的水準の割安感。400円が支持線と思われる。もし400円をかなり割り込んだ場合は、次の底は不明。

株価の割安感

PBR0.3倍台と2000年代前半の金融危機を下回る水準。

財務体質は当時より格段によくなっているのに、株価は歴史的水準の割安感まで下がっている。

配当金状況

・中間配当金→12.5円/1株

・所有株式数→11100株

・中間配当金額→138750(税引き110564)円

損益(12/4現在)

①株価損益→-5550円

②配当金合計→110564円

・合計①+②→105014円

投資判断

投資判断は、以下の理由により、ホルダー継続と判断しました。

・中間純利益は4008億円となり、通期業務目標を6000億円に上方修正した。

・普通株式等Tier1比率(財務内容健全性の指標)は、12.2%と十分な水準を確保している。

・1株当たり年間配当予想は、25円(配当性向は53.5%とやや高い)を据え置いている。

・株価が割安水準である。

・移動平均線が400円を割り込んでいない。

以上となります。本日もお付き合いいただきありがとうございました。

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