こんにちは。
久しぶりの更新となりました。この間に様々なニュースがありましたね。
まず、米大統領はバイデン氏になりました。
そして、ファイザー社によるコロナワクチンのニュースもありました。
どちらも株には明るいニュースでしたので、全世界の株が爆上げとなりました。
日経平均も2万5000円の心理的な節目を上回り、1991年6月以来およそ29年ぶりの高値となりました。新型コロナウイルスのワクチン実用化に向けた期待が広がるなか、世界的な金融緩和が生んだ余剰マネーの流入が一段と強まったと日経新聞も記事にしています。
嬉しい反面、私は高配当株投資を行っていますので、記事に書いている検討銘柄が狙っていた価格で購入できなくなってしまったので残念です。
私の戦略は基本的には長期投資ですが、現在の世界的な株高トレンドはしばらく続くと考え、短期投資も開始することにしました。
短期投資は銘柄選定が難しく、私個人の知識では限界があります。
そこで今回私が選んだのは、『eMAXIS Neo 自動運転』という投資信託です。
eMAXISシリーズはよくご存じの方が多いと思いますが、その中でも最新のテクノロジーテーマ(宇宙開発、ロボット、フィンテック、ドローン、遺伝子工学、自動運転など)に重点を置いて投資しているeMAXIS Neoシリーズの自動運転がテーマの投資信託です。
そして私この投資信託の購入を決めたのは、2020年10月27日に発表された中国の「省エネ・新エネルギー車(NEV)技術ロードマップ」において、「2035年をメドに新車で販売するすべてのクルマを環境対応車にする」という方針が示され、従来のガソリン車を15年後に全廃する方針というニュースがあったことが一番です。
日本では燃費規制のみですが、自動車の脱エンジン、EV化は世界的な潮流となりつつあります。
欧州ではすでに英国が2035年、フランスも2040年までにガソリン車の販売禁止を表明。
またアメリカのカリフォルニア州でも、2035年までにゼロ・エミッション化することを義務付ける方針を表明しています。
欧州に続いて中国でもガソリン車が廃止されるという政策により、追い風が吹く銘柄(NIO、TESLAなど)を多く組み入れているため購入を決定しました。
今回は購入した『eMAXIS Neo 自動運転』はどういうものか記事にしました。
eMAXIS Neo 自動運転 とは
・S&P Kensho Autonomous Vehicles Indexの値動きに連動する投資成果をめざす。
・AI(人工知能)が銘柄選択をした指数に投資できる。
ファンドの特徴
<特色①>
<特色②>
<特色③>
株式組み入れ銘柄
<2020.10 月報より>
信託報酬
純資産総額に対して年率0.792%以内。
インデックスファンドとしては高く設定されていると感じます。
純資産総額
2,667百万円。
半年で倍程度になっています。最近では特に資金流入が高いため、人気がある投資信託と言えます。
騰落率
コロナ禍でも、今年1年は爆上げしています。
チャート
コロナの影響が一番大変な時期を除いて、一貫して上昇しています。今後も期待できるのではないでしょうか。
ワクチン開発の失敗などのニュースが出た場合は、トレントが変わるかもしれません。
投資成績 2020.11.15現在
11/12に購入したばかりのため、投資成績については今後定期的に記事にしていきたいと思います。
自動運転について
現在、世界の大手自動車企業に加えてテクノロジー企業が、競争しながら自動運転技術を高めています。
『ホンダ 世界初 自動運転「レベル3」機能搭載車 実用化へ』のニュースにもあったように、大手自動車メーカーのホンダは、「レベル3」と呼ばれる高度な自動運転の機能を搭載した乗用車を、今年度中に販売することになりました。高速道路など一定の条件のもとですべての操作をシステムに任せるレベル3の実用化は、世界で初めてです。
自動運転レベルは1ー5段階あり、レベル1やレベル2はドライバーの運転をサポートする役割を持っているのに対し、レベル3からはシステムがドライバーの代わりに周囲の状況を把握し操作する要素が増え、求められる技術の水準は一段と高くなります。
レベル4やレベル5は、常にシステムがすべての操作を行う完全な自動運転です。
日本でも実用化に向けて着実に進んでいるようです。今後が期待できる分野といえます。
まとめ
eMAXIS Neo 自動運転は、S&P Kensho Autonomous Vehicles Indexの値動きに連動する投資成果をめざすしたテーマ型投資信託です。
またAIが選定しているので、人間の偏った判断やミスがないのも特徴といえます。
信託報酬が0.7%以上とやや高いですが、自動運転は将来性が高い分野のため購入を決定しました。
しかし、テーマ型ファンドが20年・30年以上の長期で高いパフォーマンスを出すことは難しいと思います。長期投資ならS&P500などを購入した方が無難です。
私は、数ヶ月から数年単位程度の短期・中期投資でホルダーしたいと考えています。
また、コロナワクチンニュース後、グロース株からバリュー株へ、米国株から新興国株へ資金がシフトしているのではないかと巷ではいわれています。そのあたりも良く見極めて行く必要があると思います。今後、純資産総額が流出傾向に転じた場合も早期に売却を検討します。
以上となります。本日もお付き合いいただきまして、誠にありがとうございました。
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