こんばんは。
私はテニスをみるのが好きです。
全仏オープン男子シングルスは、赤土の王者ナダルの前人未踏の『全仏V13』という偉業を成し遂げて幕を閉じました。
テニスには全豪オープン・ウィンブルドン・全米オープン・全仏オープンと呼ばれる4大大会があります。この4つの大会すべてで優勝することを、グランドスラムを達成するといいます。
今回の決勝でナダルと対戦したジョコビッチも、このグランドスラムを2回成し遂げる偉業のダブルグランドスラムに王手をかけて臨んでいました。
全仏V13とダブルグランドスラムをかけた戦いは、直近の成績などからジョコビッチ有利かと思われていましたが、蓋を開けてみればナダルのストレート勝ち、圧勝でした。
ナダルという選手は、ほんとにクレーコートに愛されていますね。
おめでとうございます。
8/31、投資の世界で数々の偉業を成し遂げ、投資の神様と呼ばれているウォーレン・バフェット氏が、日本の5大商社(三菱商事・伊藤忠商事・三井物産・住友商事・丸紅)の株式をそれぞれ5%超取得したと発表しました。
ウォーレン・バフェット氏は、日本に魅力的な株がないと、今まで一度も日本株を購入したことがありませんでした。
そのバフェット氏が、今回5大商社すべてを購入したことは驚きとともに、日本の商社の現在の株価がとても魅力的だったのだと理解できます(株価がいつの時から仕込んでいたのか不明ですが)。
今回の記事は、その中の三菱商事について、購入すべきか検討しました。
ちなみに日本の株では、5%超取得した場合、発表しないといけないルールがあります。今回はそのルールで、バフェット氏が商社株を集めていたことが世の中に知れたのです。
会社概要
日本最大規模の総合商社。国内および海外約90の国・地域に広がる拠点と約1,700の連結事業会社と協働しながらビジネスを展開している。天然ガス、総合素材、石油・化学、金属資源、産業インフラ、自動車・モビリティ、食品産業、コンシューマー産業、電力ソリューション、複合都市開発の10グループ体制で、幅広い産業を事業領域としており、貿易のみならず、パートナーと共に、世界中の現場で開発や生産・製造などの役割も自ら担っている。
業績動向
21年3月期第1四半期(20年4~6月)の連結業績(IFRS)は、収益2兆6,674億円(前年同期比32.3%減)、純利益367億円(同77.3%減)だった。事業系は、三菱自動車<7211>における減損損失取り込みに加え、自動車関連事業やLNG(液化天然ガス)関連事業などを中心に巡航利益が減少したことにより、減益となった。市況系は、豪州原料炭事業や銅事業における巡航利益の減少などにより、減益となった。
21年3月期の連結業績予想は純利益2,000億円(前期比62.6%減)。新型コロナウイルスの影響等により事業環境の見通しが不透明として期初に未定としていた通期予想を、第1四半期決算発表時に公表した。
トピックス
20年8月11日、三菱商事が日本郵船<9101>との米国合弁事業会社JLI社を通じて参画している米国キャメロンLNG(液化天然ガス)プロジェクトが、LNG生産設備の第3系列における商業生産を開始したと発表した。すでに商業生産開始済の2系列は現在順調に稼働しているが、これにより全3系列の商業生産開始に至り、LNG年間生産量1,200万トン(400万トン×3系列)のLNG生産設備が完成したことになる。本事業はキャメロンLNG社が事業主体となって運営しているLNGプロジェクトで、JLI社の出資比率は16.6%。なお、同プロジェクトには三井物産<8031>も16.6%出資している。
リスクファクター
事業は国内の景気動向とともに、海外諸国の経済動向の影響を受ける。商取引や資源エネルギーの権益による生産物の販売など、工業製品の製造・販売などではエネルギー資源、金属資源、石油化学製品などで価格変動リスク、輸出入や外国間貿易取引、海外事業への投資などにおいては為替変動リスク、取引先や関連会社を中心に市場性のある株式を保有していることによる株価の変動リスク、多額の有利子負債による金利変動リスク、営業活動に関連し、売掛金、前渡金などの取引信用、融資、保証および出資などの形で取引先に対して信用供与を行っていることによる信用リスクがある。また、海外の企業との取引や出資に関連して、当該国の政治・経済・社会情勢に起因するカントリーリスクがある。
投資指標
チャート
投資判断
商社の中では、売上高・純利益ともにトップの三菱商事が安定的で一番と思われる。さらに事業分野が広く、世界的に経済活動が持ち直せば、その恩恵を素直に享受できる。
またコロナ禍でも配当金を2円増配した点は、厳しい局面でも配当性向を明確に意思表示したため好感。
そして何より、投資の神様ウォーレン・バフェット氏が保有しているという事実が、とても、とても心強い。
今のところ有力候補です。
本日はこれまでです。
お付き合いいただきまして、誠に有難うございます。
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