こんにちは。
eMAXIS Neo 自動運転を購入して約2ヶ月がたちますが、投資成績が順調です。
バイデン政権誕生から、EVメーカーに波が来ているように感じます。
今回の記事は、eMAXIS Neo 自動運転で組み入れられている銘柄について、最近のニュースをまとめた後、投資継続の判断をしていきたいと思います。
組入上位10銘柄(2020.12.30現在)
TESLA
①CEOのイーロン・マスク氏が“資産19兆円”で世界一の富豪に。
2021年1月7日 、米電気自動車メーカー「テスラ」のCEOであるイーロン・マスク氏が、アマゾンCEOのジェフ・ベゾス氏を抜いて世界一の富豪となりました。マスク氏の純資産額は、ニューヨーク時間午前10時15分(同日)時点で1,885億ドル(約19兆6,000億円)。
2003年に、優れた電気自動車を作りたいと考えたエンジニア数人がテスラを創業。マスク氏は2004年に同社へ出資し、2008年にはCEOに就任しました。その後、2010年には“約半世紀ぶりに上場を果たした自動車メーカー”として満を持してナスダックに上場したのです。 2008年には最初のモデルとなる「Roadster」を、1,000万円で2,500台限定発売。多くのセレブがオーダーしたと言われる「Roadster」の販売後、セダン型の「Model S」や500万円程度の「Model 3」を発売し、一般向けにもブレークしました。 結果、テスラの時価総額は設立から17年でトヨタ自動車を超え、世界1位の自動車メーカーへと成長しました。
②工場における安全性の向上にも力を入れているテスラ
テスラの車両は全てアメリカカリフォルニア州のフリーモントにある工場と、中国上海のGigafactoryで生産されています。世界で最も安全な生産工場を実現するべく、新しいエンジニアには工場で働き始める前に数日間のトレーニングを義務化。安全性向上に力を入れています。 よい製品を生み出すには、生産する側の安全性の担保も必須です。その意味でも、テスラは“工場での作業は危険”といったイメージ払しょくにも力を入れていると言えるでしょう。
③クリーンエネルギーを利用した未来を見据えるテスラ
実績を残しながらも、「これまで行ってきた生産活動はまだ始まりに過ぎない」としているテスラ。新しい未来を見据え、電気自動車やバッテリー、そして再生可能エネルギーの生産を組み合わせ、更なる力を発揮していくことを目指しています。 この点においてもテスラは非常に明瞭なメッセージを発信しており、それこそがテスラの株価上昇に影響しているのです。
GENERAL MOTERS
①巨大グループ
巨大グループ企業「ゼネラルモーターズ(GM)」が誕生したのは1908年。
1904年にビュイックの社長を任されたウィリアム・C・デュラントは、あっという間に同社を全米有数の自動車メーカーにまで育て上げた。
その後さらにキャデラックやオールズモビル、オークランド(のちのポンティアック)などの自動車メーカーを買収し、1908年にGMが生まれた。
②ピックアップトラップにも対応できる電池を開発
GMでは今後5年間で30のEVモデルを投入すると発表。
そのベースとなる新しいバッテリー、「アルティメット・バッテリーシステム」とそれを使ったプラットホームを世界最大の家電ショーで紹介。希少金属でコンゴ一国に産出が偏るコバルトの使用量を減らし、アルミニウムを用いることでコストの低減を実現させ、薄い板状のバッテリーを平行に並べることでコンパクトかつパワフルなバッテリーセルを作り上げるという。
このセルをつなげたモジュールの数により、コンパクトカーからピックアップトラックまで、様々なモデルに対応することができる。
③テスラを超える1000馬力のスーパートラック
まずGMCハマーEVだ。
0-60(停止状態から時速100キロ到達)が3秒あまりで1000馬力、トルクは1万1500ポンド・フィートに達する。これはガソリン車のピックアップトラックの10倍にも達するトルクで、まさにスーパートラックだ。
ライバルであるテスラのサイバートラックは0-60が6.5秒だから、ハマーがどれほどパワフルな車なのかが分かる。ハマーは今年10月にも発売が予定されている。
④480キロ走行できるEVキャデラック
GMの高級車ブランドであるキャデラックも、リリックというEVコンセプトを発表。デザインなどがさらにブラッシュアップされたモデルを発表した。
リリックはリアドライブ、オールホイールドライブの2種類のドライブトレインを持ち、フルチャージ時の航続走行距離は300マイル(約480キロ)となる。
またスーパークルーズと名付けられた一部自動運転機能を持ち、セルフパーキング、米国内で自動運転に対応できるマッピングされた20万マイル(約32万キロ)に及ぶ道路での手放し走行を提供できるという。
さらにドライバーが必要と思ったときに自動でレーンチェンジできる機能もついた。内部はリアシートにもそれぞれ独立したモニターが付き、どのシートにいても個人でエンターテイメントを楽しめるシステム、またフロントガラスにはAR(拡張現実)を使ったヘッドアップディスプレイも用意されている。
⑤中型商用バンでもEV
乗用車だけではなく、GMはEV600と名付けられた中型の商用バン、そしてウェアハウスからデリバリーにまで利用できるライトドロップという自律走行型の運搬パレットまで発表した。
コロナによりオンラインショッピングが増えているが、ライトドロップの使用により従来貨物の仕分け効率が25%向上するという。
⑥世界初の量産EVを出したGMの矜持
発表内容が実現すればコンパクトカーからピックアップトラック、商用車両まで、ほぼすべてのEVラインナップが揃うことになり、EVの分野で本格的にテスラを追随することになりそうだ。
今度は総合力でテスラを抜き、米国一のEVメーカーの座を本気で狙うGMの覚悟がみられている。
NIO
①NIOの凄さ
中国では2010年ころより国策として市販車両の電動化を進めてきました。
創立6年足らずの新興企業ではありますが、2018年にはニューヨーク証券取引所に上場を果たし、2020年11月には時価総額でゼネラルモーターズ(GM)を超すなど、すでにEVメーカーとしてはテスラと双璧をなす規模にまで成長しているといえます。
2016年に初の市販車となる大型SUVの「ES8」を発表した後、現在では中型SUVの「ES6」や小型SUVの「EC6」などをラインナップし、中国国内で市場を拡大しています。
そんなNIOが2021年1月9日に開催した「NIO Day」というイベントで、新型セダン「ET7」を発表しました。 テスラ「モデルS」と真っ向から勝負することになるNIO初となるセダンの登場となり、従来型のEVラインナップとして「70kWh」(航続距離約500km)と「100kWh」(航続距離約700km)の2種類を設定。
②クルマの未来を占う、「全固体電池」の2022年度中の実用化が発表。
一般的に、ガソリンエンジンやディーゼルエンジンといった内燃機関をもつクルマに比べて、電気自動車(EV)はゼロエミッション(有害な排出ガスを出さない)というメリットがある一方で、内燃機関車に比べて航続距離が短いことや、充電に時間がかかるというデメリットがあります。 しかし、そうしたEVのデメリットを限りなく克服するものとして期待されているのが、全固体電池と呼ばれる次世代型のバッテリーです。さらに劣化が少なく、寒冷地での効率減少が少ないなどといった、EVに必要とされるあらゆる機能が兼ね備わったバッテリーといわれています。
既存のEVのデメリットを打ち消し次世代の覇権を奪う、まさしく「ゲームチェンジャー」となれる可能性を存分に秘めている全固体電池を、どのメーカーが先陣を切って発表するのかという点に、世界が注目していました。
そんななかトヨタやテスラでもない、ダークホースともいえるNIOから、世界に先駆けて全固体電池の実用化が発表されました。
投資成績(2021.1.15現在)
投資継続判断
・各国が2030-2040年でガソリンエンジンのみの車の販売禁止を打ち出した。これにより中米欧と電動車への傾斜が更に進むこととなる。2021年は益々環境対策車への注目が集まるであろう。
・EV(電気自動車)、再生エネルギー、燃料電池・水素など環境関連銘柄は、トランプ政権では日陰の存在になっていただけに、バイデン新政権で新たに中心的な政策となり、注目が続きそうです。
・現在はEV銘柄に注目がいっている投資信託ですが、自動運転の分野はレベル3と始まったばかり。これからまだまだ成長が見込める。
・以上より、しばらくはホールド継続判断としました。
また、投資成績につきましては、定期的に記事にしたいと思います。
以上となります。
本日もお付き合いいただきまして、誠に有り難うございます。
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